初めてのセミオーダーリング、デザインの決め方
大切な手持ちの宝石、指につけていつでも楽しみたいですよね。
リングへの加工を考えていて、シンプルなリングで、というのは決まっているけど、
アームの太さ、覆輪留め・爪留め、枠のデザインはどうするか、金種は?
といろいろと迷うことがあるかと思います。
実際にリングになるまで、どのような雰囲気になるのかイメージがつかなかったりしますよね。
そこで少しでも参考にしていただけるよう、それぞれの特徴やメリット・デメリット、どういった石に合うのかをご紹介していきます。
〈金種の選び方 ~見た目編~〉
①金属の色×ルースの雰囲気
まず色味だけに着目すると大きく分けて、シルバーカラーかゴールドカラーか。
これはもう好みとしか言えない部分があります。肌の色、服のテイスト、また時代によっても左右されるでしょう。
なので現時点での個人的な主観で、ルースと金属の色味の組み合わせにより放つ印象を書いてみました。
・ゴールド×キラキラな石=綺麗・可愛い
・シルバー×キラキラな石=上品・知的
・ゴールド×ナチュラル系の石=おしゃれ・個性
・シルバー×ナチュラル系の石=おしゃれ・かっこいい
②金属の色 × ルースの色
私自身は石物の場合はゴールドびいきということもありますが…ゴールドに合わないルースはないと思ってます。
ただ、アームのデザインによって、少しだけ古い印象に感じてしまう組み合わせもあります。
これは石を見て一つ一つ柔軟に考える必要があります。
〈金種の選び方 ~重さ編~〉
先程はシルバーカラー、ゴールドカラーと色味で分けましたが、“金種”でいったら、シルバー系には、【シルバー925・ホワイトゴールド・プラチナ】
ゴールド系は、【シルバー925にK18コーティング・K10・K18】
がありますよね。
色味が一緒なのに金種によってルースに合う合わないってあるの?と思うかもしれません。
もちろん、同じくくりの中でも“K10とK18”、“シルバーとプラチナ”にも色味の違いはありますが、ひとつ着目していただきたいのは“重さ”の違いです。
人間は、「質量の重いものに価値を感じやすい」そう。
言われてみたらたしかに、と思いませんか?
シルバー<ゴールド<プラチナの順に質量が重くなります。
重すぎてつけ心地が悪くなるのも良くないですが、多少の重量感は満足度にも実は繋がっていたりします。
もちろん絶対ではないですが、華奢アームをシルバーカラーで展開していない理由はそこにあります。
重量感までこだわりのある方は、小さめのルースの場合シルバー以外がいいかもしれません。大粒のルースになるとルースそのものに重量感がありますので、そこまで気にする必要はないかと思います。
〈金種の選び方 ~耐久性編~〉
執筆中・・・