〈覆輪留めリング〉お客様のお持ち込みルースによるセミオーダーリングのご紹介です。
お手持ちのネックレストップのタンザナイトルースにて、リングをオーダーいただきました。
シルバー925＋K18コーティングに、
きめの細かいマット加工“ホーニング”を施し、
ふんわりとした印象に仕上がりました。
ルースの下を少しあけ、光を取り込む覆輪です。
ふんわりした印象のサンストーンをお預りいたしました。
K10のシンプルな華奢アームで、繊細で上品なリングになりました。
華奢なリングは特に細部の仕上げが全体の印象を大きく左右しますが、ルースに合わせて1から作った石枠と、国内の熟練職人の丁寧な研磨と石留めにより、繊細かつ高級感のあるリングに仕上がりました。
アヴェーテの約1mm幅アームは、華奢ながらしっかりとした作りで、末永くお使いいただけます。
今回は、石の透明感を活かしたリングになるよう、石を上から覗き込んだときにアームの透けがないように、とのご希望でした。
通常ですと、大粒のファセットカット（下に尖りのある形）の場合、石下の隙間を狭くするため、角度のついた“ひ”の字でアームをお作りさせていただいております。
これは、①リングサイズが緩く感じないようにすることと、②石が指に当たってしまうの防ぐためです。
ですが、今回はルースの裏面がなだらかで指に当たっても痛みが少ないことと、リングサイズを正確にご案内できない点をご理解いただいた上で、アームが透けないようにすることを優先してお作りさせていただきました。
アームの幅は華奢がお好みとのことでしたが1mmではルースの大きさに対して細すぎる印象となってしまうため、1.5mmをご案内させていただきました。
ルースが大きな分、1.5mmでも華奢な印象ですね＾＾
狙い通り、ルチルクォーツが活き活きと透明感を放つ、美しいリングに仕上がりました。
華奢なアームですっきり軽やかさもある素敵なリングです。
ご依頼誠にありがとうございました！
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